本章では、半導体製品の開発において必須となる
デザインレビュー(DR: Design Review)と部門間連携の仕組みを扱う。
企画、設計、技術、品質保証、製造など多部門の協働が必要であり、
DRはその合意形成と技術確認の場として機能する。
節 | タイトル | 内容概要 |
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7.1 | DRの基本思想と構造 | DRとは何か?フェーズ別に目的と機能を整理し、組織的役割を明確化する |
7.2 | ケース①:既存プロセスでの製品開発 | 安定した量産プロセスを前提としたDR運用と、基本構造の実例紹介 |
7.3 | ケース②:新規プロセス採用製品の立ち上げ | プロセスと設計が並走する高リスク開発におけるDR体制と対応力 |
7.4 | 教材事例:SRAMマクロ不良とDR限界 | DRを通過した後の量産不良。見逃された要因と改善サイクルを学ぶ |
7.5 | まとめ:DRの構造と実践から学ぶべきこと | DRの本質、教育的意義、ケース比較を通じて実務力強化につなげる |