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⏰ 応用編 第9章:PLLとクロック設計


📘 概要

クロックはすべての同期動作の基準であり、LSI設計において最も重要な信号のひとつです。
その中でも、PLL(Phase-Locked Loop) は高精度なクロックを生成・整形する中心的な構成要素です。

本章では、PLLの動作原理から始まり、スキュー・ジッタといった実装上の課題と対策、さらにクロックツリー設計による遅延最適化まで、クロック設計の基礎から応用までを体系的に学びます。


📂 セクション構成

ファイル名 内容
pll_basics.md PLLの基本構造と動作原理。VCO、PFD、ループフィルタの役割
clock_tree_design.md CTSによるクロック遅延最小化とスキュー均一化
jitter_and_skew.md ジッタ・スキューの理解と対策。STAやシールド設計にも言及

🎯 対象読者


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