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🌳 clock_tree_design.md – クロックツリー設計と遅延最小化


📘 概要

クロックツリー設計(Clock Tree Synthesis, CTS)は、チップ内の全てのクロック供給先に対して、同じタイミングでクロックが届くように設計する工程です。

タイミング不整合(スキュー)を最小化し、セットアップ/ホールド時間を確保することが、機能と信頼性の両面で重要です。


🛠️ クロックツリーの基本構成

             ┌──────┐
             │ Root │ ← PLLからのクロック
             └──┬───┘
                │
        ┌───────┴────────┐
     ┌──┴──┐          ┌──┴──┐
     │ BUF │          │ BUF │
     └─┬───┘          └──┬──┘
       │                 │
   ┌───┴───┐         ┌───┴───┐
   │ FF1   │         │ FF2   │   ← 各フロップへ
   └───────┘         └───────┘

🧮 最適化の観点


⚠️ 実装時の注意点


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