本節では、論理回路の正しい動作を確認するための基本的な方法として、
真理値表(Truth Table)とタイミング波形(Timing Diagram)を用いた検証方法を学びます。
組み合わせ回路は、すべての入力パターンに対して出力が一意に決まります。
その対応関係を一覧化したものが 真理値表 です。
A | B | Y = A・B |
---|---|---|
0 | 0 | 0 |
0 | 1 | 0 |
1 | 0 | 0 |
1 | 1 | 1 |
図2.3-2:ANDゲートのタイミング波形例

以下の点を観察:
図2.3-3:XORゲートのタイミング波形(代表例)

複雑な論理回路(例:XOR + AND)では、
中間信号を含めて真理値表と波形を設計・解析する必要があります。
図2.3-4:AND–XOR合成回路の波形
