topics: [“cad”, “freecad”, “機械設計”, “python”, “設計思想”]
GUI CADから一歩進んで、
設計をコードとして記述・再利用する
という考え方があります。
では、その考え方を実際に試すには、
どのCADを使えばよいのか?
本記事では、その答えの一つとして
FreeCAD を紹介します。
FreeCADを選ぶ理由は、
「無料だから」ではありません。
本質的な理由は次の点にあります。
つまり FreeCAD は、
「形を描くCAD」ではなく
「形を生成するルールを記述できるCAD」
という性格を持っています。
FreeCADでは、GUIで行った操作の多くが
Pythonマクロとして再生可能です。
これは、設計をコード化する上で
非常に重要な特徴です。
GUIで形を作り、
それを コードに落とし、再利用・一般化する
という流れを、無理なく取ることができます。
以下は、FreeCAD上で
Pythonコードのみから生成したモデルの例です。

この形状は、
という特徴を持っています。
重要なのは、
どんな形か ではなく、
なぜその形になるのかがコードに残ることです。
FreeCADは、
商用CADを否定するものではありません。
現実的には、次のような使い分けが成立します。
FreeCADは「置き換え」ではなく、
設計プロセスの前段を変える道具
として捉えるのが適切です。
FreeCADを使うことで、
といった変化が起こります。
これはツールの違いというより、
設計の持ち方そのものが変わる
という変化です。
FreeCADは万能ではありませんが、
設計をコード化するという考え方を試すには、
非常に適したCAD です。
本記事は、
設計をコード化する流れを理解するための
前提知識として FreeCAD を紹介しています。
ライセンスや具体的な利用条件については、
公式ドキュメントおよび本家ページをご参照ください。
※ 本記事は特定の製品・ライセンスの利用を
制限・推奨するものではありません。