【制御】🛡️ 13. FSM設計 適応制御をブラックボックスにしない — Reliability Guardの正体
topics: [“FSM”, “制御設計”, “信頼性”, “適応制御”]
❌ 「AIが勝手に止めた」は最悪
適応制御で最も嫌われる言葉があります。
「なんで止まったの?」
「……AIが判断しました」
これでは現場では使えません。
🧭 FSM Reliability Guardの役割
FSM Guardは、判断だけを行う層です。
- 最適化しない
- 学習しない
- 計算しない
見る → 比較する → 許可/禁止する
それだけ。
📏 FSMが見る指標
代表例は以下です。
- $R_{\Delta t} = \Delta t / \Delta t_0$
- $R_{K_P} = K_P / K_{P0}$
これらは:
- 単位を持たない
- 比率で比較できる
- ログで説明可能
🔎 FSMの判断は決定論的
FSMの判断条件は明示的です。
if R_Δt > threshold:
ADAPT_BLOCKED
だから言えます。
「この時刻、この値が閾値を超えたので止めました」
🧯 止まることは「正しい」
FSM Guardの本質はこれです。
止まる = 壊れていない
適応を止められる制御だけが、
長期間使えます。
🔗 A-Type → B-Type → Robust Control
- A-Type:限界を測る
- B-Type:限界を守る
- Robust Control:限界を操作する
FSM Guardは
すべての橋渡しになります。
✅ まとめ
- 適応制御は万能ではない
- だから止める設計が必要
- 止める判断はFSMで説明できる
適応制御は、
説明できて初めて“工学”になる。