39. 【IEEE論文】IEEE Control Systems 向け論文を LaTeX で書く前に、まず環境を固めた話”
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📝 はじめに
IEEE Control Systems 系(TCST など)の論文を書こうとすると、
内容以前に LaTeX 環境で止まることが多いです。
- 図が飛ぶ
- Table が壊れる
- Appendix が地獄
- Biography が最後に来ない
今回は、論文の中身ではなく、
「IEEE Control Systems 向け論文を LaTeX で最後まで書ける構成を、先に作る」
という実験をしました。
これはその 🧪 作業中ログです。
🤔 なぜ最初に LaTeX 構成を作ったのか
Control Systems 系の論文は、次の要素が同時に要求されます。
- 2 カラム前提(IEEEtran)
- 数式(PID / 状態空間)
- FSM・ブロック図
- Table(実験条件・KPI)
- Appendix
- Author Biography
つまり、
後付けで足すと、どこかで必ず壊れる
構造です。
そこで今回は、
- 中身は仮でもいい
- 結果が弱くてもいい
代わりに、
「最後まで壊れずに到達できる LaTeX 構成」
を先に PoC しました。
🛠 作業環境
- エディタ:VS Code
- クラス:
IEEEtran(journal) - ビルド:ローカル LaTeX
作業中の実際の状態がこちらです。

🗂 まず作ったディレクトリ構成
いきなり全部を書くのではなく、分割前提で作ります。
2025_HUMANOID_TCST/
├─ main.tex
├─ abstract.tex
├─ intro.tex
├─ related.tex
├─ system.tex
├─ results.tex
├─ discussion.tex
├─ conclusion.tex
├─ refs.bib
└─ figures/
ポイントは以下です。
main.texは 制御塔- 本文はすべて
\input{}前提 - Appendix / Biography まで入れる想定で開始
⛔ この段階では「完成させない」
重要なのは、
- まだ PDF を完成させない
- 結果を語らない
- 理論を説明しない
ことです。
目的はただ一つです。
「この構成で最後まで行けるか?」
🎯 この実験のゴール
この時点でのゴールは、次のとおりです。
- IEEEtran + 2 カラムで破綻しない
- Appendix と Biography が共存できる
- 図・Table・数式を追加しても壊れない
論文の中身は、あとからいくらでも差し替えられます。
🔜 次回予告
次は、
main.texの最小骨格- package 選定
- Appendix / Biography を含めた「完走前提構成」
をそのまま出します。
👉 IEEE Control Systems 論文用 LaTeX 最小構成 PoC
✅ まとめ
- 論文が書けない理由は、内容ではなく 「構造」 であることが多い
- まず LaTeX を PoC するのは、かなり有効
- これはその 実験ログです
続きは、構成そのものを出します。