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📊 04_openlane_log_parser：OpenLaneログの自動解析と可視化

本フォルダでは、OpenLane フローから生成されるレポートファイル（delay、面積、消費電力など）を対象に、Pythonで自動的に情報を抽出・CSV化・グラフ化するツール群を提供します。

OpenLane による SoC 設計演習と連携し、設計品質の可視化・比較を効率化します。

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📄 内容と目的

項目	内容
対象ツール	OpenLane（Yosys + OpenROAD ベース）
入力形式	openlane/<design>/reports/ 以下の .rpt, .log, .txt
出力形式	CSVファイル（delay/power/area）、折れ線グラフ（複数Run比較）
活用例	コンストレイント別の遅延変化、クロック別の電力比較、最小面積設計の傾向把握など

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🧰 使用スクリプト例（予定）

python3 parse_delay_report.py    # 最終遅延 (setup/slack) の抽出
python3 parse_power_report.py    # dynamic/leakage power の集計
python3 plot_area_vs_run.py      # 面積 vs 実行バージョンのグラフ化

🔧 依存パッケージ

Python 3.9+
pandas
matplotlib

インストール：

pip install pandas matplotlib

📁 出力フォーマット（例）

results_delay.csv

┌────────┬────────┬────────┐
│ Run ID │ Delay  │ Slack  │
├────────┼────────┼────────┤
│ run1   │ 1.23ns │ 0.10ns │
│ run2   │ 1.05ns │ 0.20ns │
└────────┴────────┴────────┘

📌 教育的意義

•	設計制約（clock period等）と物理成果物（delay, area）の関係を可視化
•	複数Runの結果を比較し、EDAフローの感度を把握
•	自動レポート化による設計実験の省力化

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🔗 関連リンク

•	../03_degradation_model/：信頼性モデルとの併用による製品寿命評価
•	../../e_chapter3_openlane_practice/：OpenLaneによる物理設計実習教材

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