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🎭 02. シナリオ制御とLLMの活用

本節では、タスクの流れや状況分岐を含む「シナリオ制御」
LLM(大規模言語モデル)と組み合わせて柔軟に設計する方法について解説します。


🎯 シナリオ制御とは?


🔄 FSMとLLMによるハイブリッドシナリオ

構成要素 役割
FSM 状態管理と基本遷移制御(if/elseの拡張)
LLM 状況判断・次状態の推論・新規イベントへの適応

✅ 例:倉庫ロボット

FSM:
  - 状態A: 探索
  - 状態B: 搬送
  - 状態C: 充電
LLM:
  - 状況を見て「異常発生」と判断 → 状態D: 故障診断へ遷移

🧠 LLMが関与する部分


🧪 実験例:GPTによるシナリオ遷移制御

  1. 状態テーブルを用意(FSM)
  2. 状況記述(自然言語)を与える
  3. ChatGPTに次の状態を尋ねる:
     prompt = f"現在の状態は「搬送中」、周囲に障害物があります。次に取るべき状態は?"
     response = chatgpt_respond(prompt)
      返答:『障害物回避状態へ遷移してください
    

⚙️ Python実装例(概要)


💡 応用可能な分野


🔚 まとめ

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